日本体力医学会大会にて、「気候性地形療法を基本にした『クアオルト健康ウオーキング』の過去・現在・未来」をテーマにシンポジウムが開催されました。
date:2016.9.25
2016年9月23日(金)~25日(日)に岩手県盛岡市で開催された第71回 日本体力医学会大会の主要プログラムの一つとして「気候性地形療法を基本にした「クアオルト健康ウオーキング」の過去・現在・未来」をテーマに医科学的な研究を中心にしたシンポジウムが開催されました。
研究機構からは、座長として坂本静男 会長、小関信行 事務局長が出席し、各テーマでは、札幌市立大の町田佳世子 氏から「上山市クアオルト健康ウオーキングの心理的効果に関する研究」、早稲田大学スポーツ科学学術院の小西真幸 氏から「皮膚温の2℃低下に着目した生理・生化学的な検討―実験室および現地調査の報告―」が発表されました。
また、研究機構の会員以外では、日本クアオルト協議会に加盟している秋田県三種町の三浦正隆町長が、「三種型クアオルトの取り組みについて」を、金沢学院大学の藤原勝夫 氏が、日本クアオルト協議会に加盟している石川県珠洲市において研究された「砂浜および林間でのウオーキングの運動特性」を発表されました。
これからも、公共政策である「日本型クアオルト」に関わる学術的な研究や自治体支援に取り組み、国民の健康増進に少しでも寄与できるように努力してまいります。